このような悩みを解決します。
毎日仕事を頑張っているのに昇給しないと、働く気がなくなりますよね。
何十年も勤務して総支給は増えているけど、基本給だけが上がらないのは不自然じゃありませんか?
結論からいうと、基本給が上がらないのは企業にとって都合がいいからです。
基本給が上がることは労働者にとってのメリットですが、企業にとってはデメリットしかありません。
今回は、基本給が安いことのカラクリを解説します。
最後まで読めば、基本給が上がらない理由を把握して、給料アップの交渉までできるようになるでしょう。
【搾取される】基本給が上がらない理由を解説
ここでは、正社員でも基本給が上がらない理由を解説します。
結論から言うと、企業にとっては基本給をあげるとメリットがないので、基本給は一向に上がりません。
詳しく見ていきましょう。
1.ボーナスや残業代を多く支払わなければならないから
正社員でも基本給が上がらない理由の1つ目は、基本給を上げるとボーナスや残業代を多く支払わなければならないからです。
基本給が高ければ高いほど、会社の負担は大きくなります。
基本給を上げることは、会社にとってデメリットでしかありません。
同じ仕事しかしないなら、人件費を安くしたいという企業の思惑があるので、基本給はほとんど上がらないようになっています。
2.「手当」で誤魔化せるから
正社員でも基本給が上がらない理由の2つ目は、「手当」を支給すれば誤魔化せるからです。
基本給を上げるとボーナスや残業代に反映されてしまいますが、「手当」なら反映されません。
結果的に企業が労働者に支払うお金が少なくなるので、「手当」という形で誤魔化しているのです。
「手当」とは、「住宅手当」「家族手当」「役職手当」など、様々な形で存在しています。
手当が多いと総支給は増えますが、ボーナスや残業代、退職金は増えないので、あなたが損しているのです。
3.一度基本給をあげると簡単には下げられないから
正社員でも基本給が上がらない理由の3つ目は、一度基本給を上げると簡単には下げられないからです。
会社の業績がよかったから、仕事を頑張っているからといった理由で基本給を上げたとします。
翌年に業績が悪化するとどうでしょうか。
会社にとって人件費はコストです。基本給を上げたことを後悔するでしょう。
基本給があがらないだけでも社員にとってはマイナスです。
その基本給をさげたとなれば、退職する人もでてくるでしょう。
このようなリスクを回避するために、基本給はほとんど上がらない仕組みになっているのです。
給料が安すぎてモチベーション維持できない人は、【無駄じゃない】給料が安くてもモチベーションを保つべき理由と方法3選!をご覧ください。
基本給が上がらない会社で働くメリット2つ
ここまでの話では、基本給が上がらない会社で働く意味がないのでは?と思ったかもしれません。
そこで、今度は基本給が上がらない会社で働くメリットを2つご紹介します。
1.楽に生きられる
基本給が上がらない会社で働くメリット1つ目は、楽に生きられるということです。
例えば、基本給が安いから転職を考えている人がいたとします。
- 転職サイトを調べる
- 登録する
- 求人を探す
- 応募する
- 仕事をしながら面接に行く
- 退職&入職手続きをする
- 菓子折りを購入して配る
かなり大雑把にリストアップしましたが、それでもこんなに作業が発生します。
ぶっちゃけ、結構めんどくさいですよね。
基本給が上がらない会社で働き続ければ、新しく仕事を覚える必要もないので、考えなくて済みます。
考えなくて済むということは、楽に生きられるということです。
2.できることだけやればよい
基本給が上がらない会社で働くメリット2つ目は、自分ができることだけをやればいいというものです。
自分ができることをやるだけの仕事は楽ですよね。
失敗して恥をかくことがないし、プレッシャーを感じることもないでしょう。
環境が変わることもないから、人間関係で困ることもありません。
基本給が上がらない会社で働くことは、変化したくない人にとってはよい環境といえます。
基本給が上がらない会社で働くことが向いている人
ここでは、基本給が上がらない会社で働くことが向いている人をご紹介します。
以下の3パターンに当てはまるかチェックしてみてください。
基本給が上がらない会社に向いている人
- 失敗したくない人
- 給料は安くてもいい人
- 環境を変えたくない人
1.失敗したくない人
失敗したくない人は、基本給が上がらない会社で働くことが向いている人です。
同じ会社で働くということは、一度仕事を覚えてしまえば簡単にできるということです。
転職すると新しい仕事を覚えるために頭を使いますし、たくさん失敗もするでしょう。
同じ会社にいれば新しいことを始めることすらないので、失敗する要因がありません。
2.給料は安くてもいい人
給料は安くてもいいと思う人は、基本給が上がらない会社で働くことが向いている人でしょう。
一般的に、給料が安い会社はだれでもできることを業務内容としている傾向にあります。
専門的な資格やスキルがいらないだけでなく、経験もいらないので給料が安くなっていることがほとんどです。
楽に働けてプレッシャーとは無縁でいたい人には、基本給が上がらない会社は向いているでしょう。
3.環境を変えたくない人
環境を変えたくない人は、基本給が上がらない会社で働くことが向いている人です。
給料が安い会社に限った話ではないかもしれませんが、自分から転職しなければ環境が大きく変わることはありません。
環境が変わらなければストレスを感じることもなく、失敗して恥をかくこともないでしょう。
環境が変わることがストレスに感じる人は、基本給が上がらない会社が向いているといえます。
一向に上がらない基本給(給料)を上げる方法
ここでは、上がらない基本給(給料)を上げる方法をご紹介します。
給料に不満がある人はぜひご覧ください!
1.転職市場価値を高めて給与交渉する
上がらない基本給(給料)を上げる1つ目の方法は、スキルを磨いて転職市場価値を高めることです。
ポイントは、社内評価を高めることではない点にあります。
社内評価が上がっても基本給はあがらないので、転職市場価値を高めて給与交渉する流れです。
自分の価値を高める手っ取り早い方法は、スキルを磨くこと。
専門スキルならほかの企業でも重宝されるので、積極的に磨いていきましょう。
転職市場価値は、転職エージェントに登録すればわかるよ。
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2.副業する
上がらない基本給(給料)を上げる2つ目の方法は、副業することです。
基本給ではなく、全体としての収入を上げる手段になります。
副業禁止の企業ではできないので注意してください。
副業することのメリットは、以下の3つです。
- 本業以外のスキルが身につく
- 全体としての収入があがる
- 副収入で心に余裕ができる
副業最大のメリットは、本業では身につかないスキルが手に入ることでしょう。
転職する際にも有利になるので、副業を始めてから転職という流れもおすすめです!
3.転職する
上がらない基本給(給料)を上げる3つ目の方法は、転職することです。
転職すれば高確率で年収があがるでしょう。
基本給が10万円以上あがることもざらにありますし、福利厚生面でかなりグレードアップすることもあります。
引っ越しや人間関係のリセットなど、環境の変化は必ずするので、慣れるまでは大変です。
しかし、転職したことで嫌いな人と縁を切れたり、パワハラなどのブラック企業と縁を切れたりするメリットもあります。
給料を上げて、よりよい環境で働きたい人には、転職が最も簡単でおすすめの方法です。
そういうときは、転職エージェントに頼るのがおすすめ!
転職未経験の人こそ、転職エージェントを使うべきだよ。
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よくわからないし、とりあえず1社でいいという人はリクルートエージェントだけ覗いてみてください。
業界最大手で求人数No.1の転職エージェントを知れば、転職がそれほど難しくないとわかるはずです。
もっと詳しく、複数の転職エージェントについて知りたい人は、こちらの記事をご覧ください。
転職に失敗しないコツもまとめてあります。
【脱社畜】基本給が上がらない会社が嫌な人は転職すべき
最後になりますが、基本給が上がらない会社で働いていて不満がある人は転職がおすすめです。
会社はあなたを大事に思っていませんし、終身雇用が崩壊した現代で1つの企業に勤め続けるメリットがありません。
転職したことがない人は怖いと思います。
完全に未知の経験ですし、転職が成功するとは限らないので不安になるのは当然です。
転職エージェントのご紹介
求人情報サイトでの求人公募よりも、自分自身に合った業界や業種に気付くことが多い ぜひ活用していただきたいです。