このような悩みを解決します。
本記事では、以下の内容をまとめました!
- ハローワークでの転職は避けて!【ブラック企業椅子取りゲームです】
- 転職しなければよかった…と後悔しないために行った5つの手順
- 転職しなければよかった…と後悔する理由
- 転職しなければよかった…と後悔する人の共通点
- 転職しなければよかった…と後悔する人はどのくらいいる?
本記事は、「転職したいけど、転職に失敗して後悔したくない!後悔しないようにする方法が知りたい!」という方に読んでいただければと思います。
それでは、本題に入りましょう。
【大後悔】ハローワークでの転職は避けて!
前提としてお伝えしたいことがあります。それは、ハローワークを使った転職は避けるべきということです。
なぜなら、ハローワークで紹介されている求人は誰でもできる仕事が多く、労働環境が良いとは言えないブラック求人ばかりだから。
なぜハローワークで紹介される求人の質が低いのかというと、ハローワークは国全体の雇用情勢を安定させることを目的に設置された機関だからです。
ハローワークは、厚生労働省が運営する職業紹介機関であり、正式には「公共職業安定所(職安)」と言います。画像の右上に「厚生労働省」とあるのがみえますよね。
出典:ハローワーク公式サイト
スキルも学歴も実績も強みもなく、どこにも雇ってもらえない人が働けるようにするためにハローワークは存在しているので、紹介される求人の質が低というわけです。(言い過ぎかもしれませんが…)
優良求人を見つけたい方は、一般の転職サイト・転職エージェントを使って探すことをおすすめします。ハローワークは最後の砦ですからね。
転職エージェントのご紹介
求人情報サイトでの求人公募よりも、自分自身に合った業界や業種に気付くことが多い ぜひ活用していただきたいです。
転職しなければよかった…と後悔する理由
大前提としてハローワークでの転職は避けるべきとお伝えしました。転職先がブラックなら「転職しなければよかった」と後悔して当然です。
ここでは、転職先がブラックだったこと以外で「転職しなければよかった」と後悔する理由を4つご紹介します。
- 地位が下がって新人扱いされたから
- 転職してから前職の良さに気づいたから
- 内定時のイメージと違ったから
- 社風や人間関係になじめないから
1.地位が下がって新人扱いされたから
1つ目は、転職して地位が下がり、「転職しなければよかった」と後悔するパターンです。地位が下がったうえに新人扱いされるので、プライドがボロボロになります。
以下は、ヤフー知恵袋で見つけた「転職して職位が下がり、後悔している人の声」です。
私もそのひとりでした。毎日深夜まで残業でまいってしまい辞めて解放されましたが、また就職したくてもなかなかみつからず、やっと決まった新しい職場も新入りだから仕事や環境、人間関係もゼロから。今まで長くいた会社では上のほうだったのがいきなりぺーぺーだからプライド捨てないとできません。
出典:ヤフー知恵袋
2.転職してから前職の良さに気づいたから
転職してから前職の良さに気づいて「転職しなければよかった」と後悔する人は多いです。
転職サイトで求人をみていると、どの企業も現職よりよさそうに見えますよね。よーくわかります。
転職してから前職のよさに気づく人は、自分がいかに恵まれていたか気づけなかった人です。後悔しないためには、今の「当たり前」を徹底的に疑うことをおすすめします。
「当たり前」を疑えば、キラキラして見える求人を色眼鏡なしでみれるようになり、「転職しなければよかった」なんて後悔することもないでしょう。
3.内定時のイメージと違ったから
転職で最もよくある後悔パターンが、「内定時のイメージと違う」です。転職サイトのキラキラした部分に騙され、よく調べなかった人に多く見られます。
しかし最大の失敗要因は、転職の明確な目的をもたないまま転職したことです。
転職先で達成したい目的がないと軸がぶれます。軸がぶれると企業の実態と自分のイメージに差が生まれ、「ギャップ」となって表れるのです。
転職先でしたいことを明確にすることが、優良企業に就職する第一歩ですね。
4.社風や人間関係になじめないから
条件は良かったものの、転職先の社風や雰囲気になじめなくて苦しむ人もいます。前職とは違う業界・職種に転職した人に多く見られますね。
社風や雰囲気が合わないのは、単純に相性の問題なので対策が難しいです。どれだけ現場の情報をもっていても、実際に働いて肌で感じないとわかりませんよね。
入社前にチェックできることといえば、
- 面接時にオフィスを覗くこと
- 面接官に聞いてみること
- 数名の社員と会話すること
くらいしかありません。
しかし、上記を試すだけでも企業の雰囲気や社員の顔が見えるので参考にはなりますよ。
社員同士の会話が多かったり、笑い声が聞こえたりしているようなら、素敵な職場の可能性が高いです。
転職しなければよかった…と後悔しないために行った5つの手順【実体験】
この章では、転職して後悔しないために僕が行った対策を5つの手順で解説します。
- 手順1:現職の良さを徹底的に洗い出す
- 手順2:やりたくないことを洗い出す
- 手順3:転職先を妥協せずに探す
- 手順4:現職と転職先候補のメリット・デメリットを比較する
- 手順5:転職したら変わることを洗い出す
すべて時間をかけて取り組むことをおすすめします。
手順1:現職の良さを徹底的に洗い出す
僕が転職で後悔しないために最初にしたことは、現職の良さを徹底的に洗い出すことでした。
なぜなら、転職に失敗して後悔している人の多くは、現職の良さを実感しないまま転職していたという事実に気づいたからです。
求人票や転職サイトには「キラキラした部分」しか記載されていません。しかし、「キラキラした部分」は本当に魅力的に映るので、多くの人が騙されてしまうのでしょう。
ポイントは、客観的に洗い出すことです。自分一人ではきついので、社員にさりげなく意見を求めると効率的に調べることができますよ。
>>>転職して分かったホワイト企業の正しい見分け方【転職成功のコツ】
手順2:やりたくないことを洗い出す
転職しなければよかった…と後悔しないために、やりたくないことを洗い出す作業を2番目に行いました。
なぜなら、どんなに好条件の企業に採用されても、やりたくないことが業務になると地獄だから。短期転職を繰り返さないために重要なステップです。
やりたくないことがわかれば、求人をある程度絞ることもできます。その結果、効率よく転職活動を進めることができました。
ポイントは、やりたくないことを洗い出して、「やってもいいこと」を見つけることです。
「やりたいこと」でもいいと思いますが、僕は適性がある仕事に就きたかったので、「やってもいいこと」に範囲を広げました。この点はお好みでどうぞ。
手順3:転職先を妥協せずに探す
現職の良さとやりたくないことがわかったら、転職先を妥協せずに探しましょう。なぜなら、少しでも妥協すると「ああすればよかった…」と後悔の念がうまれるから。
妥協しないことは、転職して後悔しないために重要なポイントです。
妥協せずに転職先を探す効率的な方法は、複数の転職エージェントを活用することです。なぜなら、転職エージェントごとに強みと弱みがあり、持っている情報が違うから。
妥協しないで転職先を見つけるためには、より正確な情報が必要ですよね。複数のエージェントから1社の情報を集めることで、足りない部分を補完することができます。
転職を成功させたいなら、複数の転職エージェントの活用をおすすめします。
転職エージェントのご紹介
求人情報サイトでの求人公募よりも、自分自身に合った業界や業種に気付くことが多い ぜひ活用していただきたいです。
もっと深い情報が知りたい方は、以下の記事もご覧ください。
転職エージェント以外の便利サービスを紹介しています。
手順4:現職と転職先候補のメリット・デメリットを比較する
転職先を妥協せずに探すと、3社程度の好条件求人が見つかると思います。
よい求人が見つかったら、現職と転職先候補のメリット・デメリットを比較しましょう。紙に書き出すとわかりやすいですよ。
具体的には、
- 給与
- ボーナス
- 昇給・昇進頻度
- 休みの取りやすさ
- 残業時間
- 離職率
- フレックス制度はあるか
- 風土はどうか
- 副業OKか
など、働くうえで自分にとって重要な部分をチェックしましょう。
結婚している方は育休制度が大事でしょうし、テレワークしたい方は補助制度があるかもポイントですね。
転職先候補と現職を徹底比較して、どちらの方が自分にとって好都合か、よーく考えてくださいね。
手順5:転職したら変わることを洗い出す
最後は、転職したら変わることを洗い出しましょう。
転職して何が変わるのかイメージすることは、転職しなければよかった…と後悔しないために重要な作業です。
現職と転職先候補のメリット・デメリットを比較した時点で、ある程度は予測ができていると思います。ここでは、より深く、より現実的にイメージして変化を洗い出してください。
変化することのデメリットより、転職するメリットの方が大きいと判断できたら、転職して後悔しない企業です。
転職しなければよかった…と後悔した人はどのくらいいる?
実際に「転職しなければよかった」と後悔した人はどのくらいいるのでしょうか。
転職会議が調査したところ、なんと4人に1人が転職を後悔していることが判明しました。全体の26%に相当するそうです。
転職は「成功」と感じている人が約74%いる一方で、「失敗」と感じている人が、全体の26%に登ることが判明しました。 4人に1人は転職したことに後悔しているということです。 まさか自分は大丈夫だろう、と思いがちなのが人間の性分。この事実は重く受け止めておきたいところです。
出典:転職会議(なんと転職者全体の4人に1人が転職したことを後悔!!転職に失敗してしまう理由とは?)
4人に1人が転職を後悔していると聞くと、「そんなにいるの?」と思ったかもしれません。しかし、転職を後悔する人にはれっきとした理由があるのです。
転職に後悔する理由を押さえてから転職すれば、「転職しなければよかった」と後悔することはないでしょう。
転職しなければよかった…と後悔する人の共通点
ここでは、転職しなければよかった…と後悔する人の共通点をご紹介します。
他人の失敗から学んで、転職を成功させましょうね。
- なんとなく転職した
- お金が目的で転職した
- 人間関係が嫌で転職した
- 転職エージェントに言われるがまま転職した
1.なんとなく転職した
転職しなければよかった…と後悔する人の多くは、なんとなく転職しています。明確な目的もなく、ノリで転職したということです。
転職とは、明確な目的があって、目的を達成するための手段として行うものですよね。
転職に失敗した人の多くは、明確な目的や理由もなく転職したから後悔しています。
言い方がきついかもしれませんが、失敗して当然でしょうね。転職と自分の人生を甘く見すぎです。
2.お金が目的で転職した
お金が目的で転職した人も、後悔することが多いです。なぜなら、給料以外の部分を丁寧にチェックしないで転職したから。
年収300万円の人が、年収800万円の企業から内定が出たとします。給料だけが目当てなら、誰でも飛びつきたくなるような条件ですよね。
しかしここで重要なのは、年収800万円も稼げる理由です。普通に考えたら、年収に相当する労働量が要求されると考えられますよね。
現職とは比較にならないほど責任が大きくなり、残業時間が3倍になる可能性だってあります。
目の前のエサに飛びつかず、総合的に熟考して転職先を決めたほうが良いでしょう。
3.人間関係が嫌で転職した
人間関係が嫌で転職すると失敗して後悔しやすいです。なぜなら、人間関係の問題はどの職場でもあるから。
人間関係を理由に転職する人の多くは、自分に原因があるとは考えません。つまり、職場を変えて解決するのではなく、関係が悪化する原因を突き止めるほうが先決です。
自分が原因で人間関係を悪化させているのだとしたら、どの職場に行ってもうまくやっていけないですよね。
職場を変えることでどうにかするのではなく、自分が変わることで人間関係に悩まされないようになった方がよいのではないでしょうか。
4.転職エージェントに言われるがまま転職した
意外と多いのが、転職エージェントの言いなりになって転職に失敗する事例です。
転職エージェントは転職のプロなので従ってしまう人が多いのですが、彼らはビジネスでエージェントをしています。
つまり、彼らの都合で転職先を斡旋される可能性があり、我々利用者にとっては不利ということです。
転職エージェントに言われたことをそのままこなすのではなく、自分の意志をはっきりと伝えましょう。
こちらの意志を尊重しないダメダメエージェントは、交代させることができます。詳細は、【不要】マジうざい!ムカつく転職エージェントは切り捨てるべき理由をご覧ください。
まとめ:転職して後悔しないためには徹底的な準備が必要
転職しなければよかった…と後悔しないためには、徹底的な準備が必要です。
明確な目的を持たずに転職すると、失敗して後悔することは目に見えています。後悔しないために、しっかり自分の頭で考えて、準備をしてから転職活動しましょう。
最後にまとめます。
「転職しなければよかった」と後悔する理由は以下の4つでした。
- 地位が下がって新人扱いされたから
- 転職してから前職の良さに気づいたから
- 内定時のイメージと違ったから
- 社風や人間関係になじめないから
転職して後悔しないために僕が行った対策は、以下5つの手順でした。
- 手順1:現職の良さを徹底的に洗い出す
- 手順2:やりたくないことを洗い出す
- 手順3:転職先を妥協せずに探す
- 手順4:現職と転職先候補のメリット・デメリットを比較する
- 手順5:転職したら変わることを洗い出す
すべて時間をかけて取り組むことをおすすめします。
転職しなければよかった…と後悔する人の共通点は以下の4つです。
- なんとなく転職した
- お金が目的で転職した
- 人間関係が嫌で転職した
- 転職エージェントに言われるがまま転職した
他人の失敗から学んで、転職を成功させましょうね。
繰り返しますが、転職しなければよかった…と後悔しないためには、徹底的な準備が必要です。
くれぐれも、なんとなく転職することは避けてくださいね。
今回は以上です。